企業のロゴマークにアニマルを使った高級ブランドは多く、色んな業種で使われおりファッションのブランドではLACOSTEの鰐やBurberryやRalphLaurenの馬が有名です。LACOSTEの鰐の由来は、テニスプレーヤーだった頃のルネ・ラコステが他のプレーヤーとどちらか勝つか賭けをして、自分が勝ったらワニ革のスーツケースが欲しいと言ったことをメディアが取り上げたのが始まりです。試合には負けスーツケースは手に入りませんでしたが、鰐のような戦いをしたという記者の表現で鰐がルネ・ラコステのトレードマークと成りました。その後、ブランドを立ち上げた時に会社のロゴマークとして起用しています。
車の高級ブランドにもアニマルは多く使用されており、ランボルギーニやジャガー、フェラーリもアニマルを起用しています。ランボルギーニの雄牛は男らしさやパワー、スピードを表すデザインで、創業者のフェルッチオ・ランボルギーニがスペインの闘牛のファンだった事や、牡牛座だった事からこのモチーフに成ったともフェラーリの馬に対抗したのではないかともいわれ、諸説ある様です。ジャガーは優美さやパワー、野心を表しており1945年に横向きのジャガーがデザインされました。最近ではジャガーの顔を正面から描いたデザインも登場しています。
どのブランドも品がよく高級感を醸し出しており、エンブレムを見ただけでどのメーカーの車か解るくらい有名です。